ミャンマーの外国人向け住宅

パンラインの分譲マンション

ミンガラバー♪

ミャンマーには外国人向けの分譲マンションや戸建て住宅がたくさんありますが、今回は有名なパンライン・ゴルフクラブの中にある分譲住宅についてご紹介します。

パンラインGC(Pun Hlaing Golf Club)は2000年にオープンした新しいゴルフコースです。このゴルフ場の敷地内とゴルフコースの周りを囲むように、分譲マンションと戸建て住宅が開発されています。

パンライン・ゴルフクラブのクラブハウスからの風景。

写真手前は練習用のパッティング・グリーンです。(適度なアンジュレーションがありとても広いです♪)

パンライン・ゴルフクラブは、日本の某大手企業がスポンサーとなってアジアン・ツアーのゴルフトーナメントも開催されているとてもコースコンディションの良いゴルフコースです。かの有名なゲーリー・プレイヤー氏が設計したそうです♪

さて、実際にこのゴルフ場でプレーしているとコースのそばに戸建ての住宅が現れます。ハザードの小川や池の向こう側ですが、とても豪華な邸宅です!

戸建て住宅の他に、コンドミニアムと呼ばれている分譲マンションもどんどん開発されています。

また、ゴルフコースからは見えませんが、コースの周りにおしゃれな住宅が建築されています。ウッドデッキ付きの素敵なお家です。

 

戸建て住宅の近隣に、コンドミニアムも建築されています。

ゴルフコース内に建てられている戸建て住宅はus$700,000以上しますが(百万ドル以上の物件もいっぱいあります^^;)、コースの周りの分譲住宅はそれよりも少しだけお安くなっています。10年前は20万ドル台でも購入できましたが、最近はどうなっているのでしょうか?

ミャンマーで外国人が不動産を購入できるのはコンドミニアムですが、このパンライン・エステートは有名な実業家のサージ・パン氏(Serge Pun氏は1953年ラングーンに生まれ、ミャンマー名はThein Wai「テインウェイ」です)が率いるFMI(First Myanmar Investment)が管理しており、外国人でも土地付きの戸建て住宅を購入できます。

厳密には外国人に土地の所有権はないのですが、FMIが保証する形です。外国人についてコンドミニアムの区分所有が認められるようになりましたので、いずれは土地の所有権も条件付きで認可されるかもしれません。

ミャンマーのコンドミニアム法は2016年に国会で可決され、2017年12月に施行細則が発表されました。今後は、外国からの投資を呼び込むためにも更なる規制緩和に向けた法改正が期待されています。

日本国内での不動産投資よりも大きなリターンを得られるかもしれませんね♪

ミャンマー観光の際には、街中の不動産物件もお時間の合間にぜひご覧ください。

ミャンマーのお車事情その2

ピィーロード6マイル付近にて

日本車の人気の理由について前回ご紹介しましたが、今回は自動車が故障したらどうするのか?について簡単にご紹介させていただきます。

1.長距離バスやトラックの場合

ミャンマーの長距離バスでは、運転手の他にエンジニアと助手が同乗するのが一般的です。パンクしたときは、その場でバスを路肩に停めてすぐにタイヤ交換をして運行します。また、よほど大きなトラブルでなければエンジニアと助手がやはりその場で修理し直してしまいます。(乗客は終わるのをじっと待ちますw)

どうしても修理に時間がかかる場合は、同じ路線のバスに乗客の振り替え輸送を依頼したり、会社に連絡して代替バスを依頼しますが、乗客はひたすら待たされます^^;

運転手は自分の路線にある自動車の修理屋の位置を把握していますので、近くの修理屋に連絡して修理を依頼するか、会社からのスペアパーツの到着を待って修理をします。

2.一般の自家用車の場合

パンクした場合は、ほとんどその場で自動車を停めてスペアタイヤとの交換をします。

ヤンゴンなどの都市部では自動車の修理屋がいたるところにありますので、パンク以外は近場の修理屋に頼んで直します。

タクシーはその場に停めたまま修理することが多いので、渋滞に拍車をかけることもw

 

メーカーや大手の整備・修理会社

自動車メーカーの整備工場や板金塗装・修理を行なってくれる修理会社がたくさんあり、メーカー系列の日系整備工場には、日本人の整備士・エンジニアが常駐しているので安心して修理を任せることができます。ただし、お値段は・・・^^;

また、独立系大手の自動車整備会社も増えてきました。きちんと修理してもらえますが、やはりお値段が・・・^^;

ということで、庶民の多くは「町の電気屋さん」的な「町の修理屋さん」に修理を依頼することが一般的です。

町の修理屋さん

街中には、修理屋さんが何件も連なっているストリートもあります。自動車を預けたお店で修理の部品が切れていた場合は、近くのお店からすぐに調達することができるので、部品取り寄せの手間と時間が省けます♪

無店舗の修理屋さんも

またこの写真のように、路地のなかで無店舗で修理してくれるお店?もいっぱいあります。

町の修理屋さんは、費用も非常にお安いため多くのミャンマーの人々はこちらを利用しています。

町の修理屋さんには腕の良い職人も多く、きちんと修理してくれますので外国人が車の修理をするときには、ミャンマー人の友人・知人に修理屋さんを紹介してもらうのがベストです♪

ミャンマーのお車事情その1

2010年以降のヤンゴンは大渋滞

ミャンマーは車社会です。鉄道や船の航路もありますが、テインセイン大統領による市場開放政策によって2011年から自動車の輸入規制が緩和され、一気に交通量が増大しました。

また2010年前後は、ミャンマーの中古車は圧倒的に日本車が占めていました。一般の自家用車だけではなく路線バスやトラックもほとんどが日本製!

最近(2018年以降)はKIA自動車、メルセデスベンツ、フォード、BMWなどなど各国の自動車メーカーや販売代理店が積極的に売り込みに力を入れ始めましたので、じわじわと日本車の寡占状態が侵食されはじめています^^;(踏ん張れ日本勢!)

ミャンマーでは自動車の購入は中古車市場が中心ですが、新車の輸入規制も緩和されましたので、メーカー各社は新車の販売も強化しています。

さて中古車に戻りますが、ミャンマーでは中古車の売買は原則としてPay in bulk、つまり一括現金払いです!

ミャンマーの自動車オーナーの方々って、お金持ちですよね~w(経済制裁を受けていた時期は世界の最貧国の一つだと言われていましたが、まったく信じられませんねw)

日本の大手中古車センターのような大規模な中古自動車の販売店はまだ少ないのですが、20~40台くらいを展示販売している店舗は大都市部にはかなりあります。

今ではネットで中古車販売サイトがたくさんオープンしていますので、オンラインによる注文もだんだんと増えています。

でも、やはり人気は日本車です♪

外国車(日本から見て)がじわじわと増えてきているのは事実ですが、それでも日本車の人気は高く、ジャパンクオリティーへの信頼はまだまだ厚いです^^

その主な理由として、

  • 故障が少なく、とても丈夫で長持ちすること
  • スペアパーツが豊富であること
  • 基本的にミャンマー人は日本製が大好きなこと

などがあげられます。

ネットではこのような感じで中古車がたくさん掲載されています。

やはりネットのサイトでも日本車の掲載は多く、日本車人気は衰えていません♪

というわけで、日本車大人気なのですが、とはいっても自動車には故障が付きものですね。ミャンマーでは、どうやって修理するのでしょうか?

この続きは、「ミャンマーのお車事情その2」で書きたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

ヤンゴン 朝の景色

朝7時過ぎ ライン川のベイェナウ橋をラインタヤ側から渡る

数多くの通勤自転車が自動車に混在して橋の上を走ります。もう少し経つと渋滞が始まり、橋の上は自動車で埋まります。自転車のほうが早く橋を渡れるので、だんだん自転車の数が増えていきます。

 

ベイェナウ橋 を渡って右折し、ベイェナウ通り(Bayint Naung Road)をまっすぐ進むとヤンゴンのダウンタウンエリアに着きます。

朝のダウンタウンの街角

まだ渋滞が始まっていないので、サイカーがゆうゆうと道を横断してゆきます。7時半を過ぎると幹線道路から徐々に渋滞が始まって、ヤンゴンの市街地には車が溢れかえります。

 

朝の市場

ティリ市場

ベイェナウ通り沿いにあるティリ市場に立ち寄ってみました。これは肉売り場コーナーのスナップショットです。暗い建物の中なので、一日中電灯が点けられています。

こちらは魚介類売り場。肉売り場のすぐ隣のブロックです。このあたりは肉と魚の匂いが混ざり合って、なんとも言えない香りの世界に!  日本ではなかなか体験しにくい世界かもしれません(笑)

朝の空港

ヤンゴン国際空港第一ターミナル、午前8時前後の出発ゲート前の様子です。午前便でバンコクへ出発する前に撮りました。朝はローカルターミナルのほうが混雑します。

あるラインタヤの僧院にて

ヤンゴンで僧侶の姿はどこでも見かけます。朝の托鉢の様子などを撮影した写真はたくさん見ることができます。

これは、出家するための儀式を行なう「テェィン」と呼ばれる建物を建立するために、近隣の僧侶が集まって読経しているところです。お寺にとって、この建物はとても大切です。「テェィン」がない寺院では出家希望者が来ても出家させることができないからです。

めったにお目にかかれない風景ですので、ご紹介させていただきました♪

ミャンマーの様々な朝の景色は、また次の機会に^^/

宿がなくて困ったときに助けてくれるミャンマー人♪

もしもあなたがミャンマーに旅行して、何かの手違いでホテルに泊まれなくなってしまった場合、どうしましょう!? お知り合いや友人が居ればなんとかなりますが、まったく「つて」がない場合は焦るし凹みますよね^^;

そんな時に必ず助けてくれる場所があります♪ どこだと思いますか?

数多くの寺院・僧院

ヤンゴンに限らず、ミャンマーには数え切れないほどの寺院や僧院があります。

どこの寺院でも、宿泊をお願いすれば無料で泊めてもらえます。

ミャンマーの人たちも旅行に行くときは、時々お寺に泊めてもらいます^^

ずーっと滞在することはできませんが、1泊2泊なら外国人でも泊めてもらうことができます。

もっと驚くことがあります。ミャンマーでは普通の家でも困っている事情を話せば、寝ることができる場所さえあればほとんどの家で泊めてもらえるんです!

これは仏教の影響で、現世で「得(とく)」を積めば生まれ変わった時に功徳を得ることができると信じられているからです。ホテルのない田舎町で村人に「今日泊まる場所がない」と言えば必ずどこかの家に泊めてくれます。

というわけですので、片言でも良いのでミャンマーに旅行するときは簡単なミャンマー語の知識を仕入れておきましょう^^

VoiceTra(ボイストラ)は、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)が音声認識、翻訳、音声合成技術の研究の一環として開発・提供している無料のスマホ用翻訳アプリです。

ミャンマー語の翻訳機能もサポートしていますので、スマホにサクッと入れてからミャンマーに旅行しましょう♪

ミャンマー人の結婚観と結婚式の様子

ミャンマーの恋愛事情は最近の経済発展に伴って、かなり自由になってきました。ひと昔は、両親の許可がないとデートもままならず、カップルはお忍びでパゴダにお参りしてデートするパターンが多かったものです。

ミャンマーの伝統的な結婚衣装

ヤンゴンでは2010年前後から若い人たちのファッションが急激に変化していきました。最初はやはり男性の変化ほうが断然多かったのですが、徐々にロンジーからジーンズを着用する若い女性も増えていきました。

それと並行して、毛染めをする若者たちもどんどん多くなっていきました^^; 1990年代には髪を染めている人はほとんど居ませんでした。もう、限りなくゼロに近かったのですw

タイトルに書かれている結婚観については、一般的にお互いに相手のことをとてもよく観察します^^ その上でずっ~と一緒にやっていけると双方が納得した場合、両親に紹介することが多いです。さらに、両親の許しを得ることができたら、結婚の準備へ進みます。 例外ももちろんあるのですが(駆け落ちのようなw)、だいたいよく親の言うことを聞いて守ることが基本です。両親の許しが得られないと悲恋に終わることも・・・

 

結婚式場の風景

ヤンゴンやマンダレーなどの大都市では一流ホテルや一流レストランで結婚式を挙げることも多く、裕福な家の結婚式は数百人の招待客で賑わいます。

ミャンマーには専門の結婚式場がありませんのでホテルがよく利用されますが、レストランや寺院での結婚式も行なわれています。寺院の場合は、商売ではありませんのでお金を請求されません。原則無料です♪

でも、一般的には新郎新婦の両家で「お布施」を行ないます。もちろんお布施なので金額は自由なのですが、「お布施相場」なるものがあるそうでw

一方、都市部以外にはホテルのない町や村が多いので、お寺や民家での結婚式となります。

 

 

これは、ヤンゴン近郊の村で行われた結婚式に招待されたときの写真です。新婦は村長さんのご令嬢でしたので、村の大きな自宅で挙式されました。

村のほとんどの人たちが祝福に訪れました。 どうぞお幸せに(^^♪

ということで、ザックリとミャンマーの結婚の様子をご紹介しました。  ではまた