Jade kingdom Myanmar ヒスイです!

ミャンマー産のヒスイリング

ミンガラバー♪ 

いきなり「ヒスイの王国です」というタイトルです^^。ミャンマーを訪問した方はご存知と思いますがこの国ではほとんどの種類の宝石が出ます!

世界的に有名なのはモゴ(Mogok)産出のルビー、そしてタイトルに謳うパカン(Phakant)産のヒスイです。ダイヤモンドやサファイヤの他にも何が採れないのかと聞きたくなるくらい、ほとんどの宝石が出ます。また、金、銀、プラチナ、銅、鉄、アルミニウム、タングステン、アンチモン、錫、鉛、ウラン等など、金属類の鉱物資源も豊かです。ミャンマーは天然ガスや石油も産出するすごい資源大国なのです。

日本では「ヒスイ」はメジャーな宝石ではありませんが、お隣の中国では何千年もの昔から重宝され、家に幸運をもたらすものとして大切にされてきました。

香港や中国の大都市ではヒスイを売っているお店が数多くありますが、実はほとんどがミャンマー産の翡翠です!年に数回ネピドーで開催されるヒスイやルビーの国際入札に参加するバイヤーは、大多数が香港、中国、台湾、タイ、シンガポールなどから参加している中国人または華僑です。

国際入札会場の様子 セリで競い合うときの熱気がスゴイです!

<ヤンゴンのカバエパゴダ通りにある国営の宝石館

ミャンマーで産出する鉱物が展示されています。また、館内に宝石の販売店が併設されています。

かつては、ここヤンゴン宝石館に世界最大級のルビー原石やサファイヤ原石、インペリアルジェードなどが展示されていましたが、現在(2019年)は国宝級のものはネピドーの宝石館へ移管されています。

ヒスイの豆知識

ここで少しだけ「ヒスイ」について豆知識を。

鉱物学的にはヒスイは2種類に分類されています。日本語では「硬玉」と「軟玉」です。

「硬玉」は一般的に本翡翠とよばれていて、英語ではジェダイト(Jadeite)です。化学組成式ではNaAlSi2O6

「軟玉」は英語でネフライト(Nephrite)と呼ばれ、化学組成式で表すとCa2(Mg,Fe)5(Si4O11)2(OH,F)となります。

【ジェダイトとネフライトは明らかに異なる鉱物組成を持っています。翡翠石はアルミニウムに富んだ輝石であり、一方、ネフライトはマグネシウムに富んだ角閃石です。しかし、2つのミネラルは平均的な人の目には非常に似たような物理的性質を持っています。豊富な経験を積んだ訓練を受けた観察者だけが、鉱物試験機器なしでそれらを確実に区別することができます。これが、ジェダイトとネフライトが1863年まで科学者によって適切に区別されなかった理由です。】 << Geology.com>>

本翡翠と呼ばれるジェダイトは、現在は中国では産出しません。中国産はすべてネフライト(軟玉)です。

また、緑色の鉱物にxxジェードという名前を付けて販売されているものがありますが、これらはフォールネームといわれて正式な宝石名ではないので気を付けてください。以下のようにたくさんあります。

  • African Jade 南アフリカのTransvaal州で発見されたグリーングロスグラライトガーネット
  • Amazon Jade 青緑色のマイクロクライン長石アマゾナイト
  • American Jade カリフォルナイト、ベスビアナイト
  • Bowenite Jade ネフライトに似た様々な蛇紋岩
  • Garnet Jade 様々なグリーングロスグラライトガーネット
  • Honan Jade クオーツの翡翠、蛇紋石、石カラス鹸など様々な代替翡翠に使用される名前
  • Mexican Jade 緑色に染めた方解石または緑色がかったトラバーチン
  • Indian Jade アベンチュリンクオーツ
  • Korean Jade ガラス、石鹸、蛇紋岩を含む様々な玉のようなもの
  • Oregon Jade 緑色の碧玉、グロスグラライト、またはその他の翡翠風のもの
  • Soochow Jade クオーツの翡翠、蛇紋石、石カラス鹸など様々な代替翡翠に使用される名前
  • South African Jade 緑色のグロスグラライト

また、ニュージーランドジェード、台湾ジェード、アラスカジェード、ブリティッシュコロンビアジェードはすべてネフライトです。

買うならミャンマーのジェダイトを

ということで、簡単にヒスイについてご紹介させていただきました。

ミャンマーで本翡翠を手に入れるのは難しくありません。ただ、普通の方はジェダイトかネフライトか、あるいはまがい物かを見分けることはまず無理でしょう!

だから信頼できるルートを通じて購入することが大事だと思います。あいゆみが古くからお付き合いさせていただいているヒスイ専門の方(ミャンマー人です)から、あいゆみのブログで日本の方々にぜひ本物を見てもらいたいとお願いされましたので、お預かりした写真を掲載させていただきます♪

これは、全部本翡翠です。ヤンゴンでもっとも信用のあるラボの鑑定書を付けることもできます。もし興味がある方はあいゆみにコメントを送ってくださるか、直接ミャンマーのAye Ayeさんに問い合わせていただいても結構です。

お問合せ【Ms.Aye Aye(エィエィ)Phone:+95-9505-0586】メール; nanayeayethi@gmail.com

直接お問い合わせの場合は、英語かミャンマー語でお願いします^^;

宝石類をネットで購入するのはかなりリスキーだとお考えの方々は多いと思います。やはり実物をご自身の目で見て、信頼の置けるところで購入したいですよね♪もし、ミャンマーへ旅行に行かれてヒスイを買いたいと思ったときには、エィエィさんも選択肢の一つに入れていただければうれしく思います♪

なんか代理店みたいになってしまいました m(__)m

ではまた

 

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