
ミンガラバー♪
日本には数多くの神社や寺院があります。
ミャンマーではどこの町や村にいってもパゴダがありますね。日本も同じように過疎地の集落や村に神社やお寺があります。
いったいどれくらいの神社や寺院があるのかを調べてみました。2017年度の宗教統計調査によると、神社は81,000社くらい、寺院は仏教系だけで77,000社余りとなっています。日本には神社と寺院をあわせると約158,000もあるんですねぇ!
神社は日本の「神道」(しんとう:Shinto)という宗教に属しており、崇拝の対象は八百万の神(やおよろずのかみ)です。欧米の辞書には「Shinto」が載っています。八百万(やおよろず)とは無限に近いとか非常に多いという意味を表します。自然界のすべてのものに神が宿っていると考えられてきたんですね。
また、菅原道真など実在した人物を神格化して祀っている神社もありますし、ひとつの神社に複数の神様が祀られていることも珍しくありません。

さて、湯殿神社は東京都大田区の南馬込にある神社です。いつ建てられたのかは分からないようですが「根古屋谷の鎮守」と言われて馬込村の守り神だったそうです。江戸時代には「羽黒権現社」と呼ばれていました。
祀られている神様は、大己貴命(おおあなむちのみこと)と、少彦名命(すくなびこのみこと)だそうです。

鳥居をくぐり抜けると、本堂へ導く参道の階段がすぐ目の前に。

階段の登り口の左手に社務所があります。二十段ほどの階段を上って本殿へ参拝します。
あいゆみの他に参拝客はおらず、ひっそりとした静寂に包み込まれます。
自動車の騒音も聞こえてきません。
階段を登ったところに狛犬が置かれています。
狛犬(こまいぬ)は社寺の門前に守護のため置かれる獣形(じゅうぎょう)の左右一対の像です。向かって左側は口を閉じています(閉口)。右側は口を開いています(開口)。これは「阿吽」(あうん)を表していて、梵語(サンスクリット語)で「阿」は口を開いて出す最初の音、「吽」は口を閉じて出す最後の音とされています。

神様へのご挨拶の仕方を復習しておきます^^
正式には「二礼二拍一礼」ですね。まず、神殿の正面で二回お辞儀をします。次に二回「柏手」(かしわで)を打ちます。最後にもう一度お辞儀をします。
お願い事がある場合は、柏手を二回打った後に一礼しているあいだに心の中で念じるそうです。
上の写真左から、本殿左側の苔むす庭、小さな祠、本殿右側にある奥の院へ通じる参道。

参拝を済ませて帰路に就こうとしたら、かわいい声が聞こえました。

あいゆみ「こんにゃちわ~♪」 猫ちゃん「うにゃにゃにゃにゃ~~」
最初は少し警戒している様子で、ナデナデさせてくれませんでしたが、会話?しながらソロリソロリ近づくと、やっとスリスリできました♪
キジ猫ちゃん、お顔は精悍ですが鳴き声は甘えん坊でした^^
招き猫かなぁ?今度来た時にまた会えるといいね♪