
日本車の人気の理由について前回ご紹介しましたが、今回は自動車が故障したらどうするのか?について簡単にご紹介させていただきます。
1.長距離バスやトラックの場合
ミャンマーの長距離バスでは、運転手の他にエンジニアと助手が同乗するのが一般的です。パンクしたときは、その場でバスを路肩に停めてすぐにタイヤ交換をして運行します。また、よほど大きなトラブルでなければエンジニアと助手がやはりその場で修理し直してしまいます。(乗客は終わるのをじっと待ちますw)
どうしても修理に時間がかかる場合は、同じ路線のバスに乗客の振り替え輸送を依頼したり、会社に連絡して代替バスを依頼しますが、乗客はひたすら待たされます^^;
運転手は自分の路線にある自動車の修理屋の位置を把握していますので、近くの修理屋に連絡して修理を依頼するか、会社からのスペアパーツの到着を待って修理をします。
2.一般の自家用車の場合
パンクした場合は、ほとんどその場で自動車を停めてスペアタイヤとの交換をします。
ヤンゴンなどの都市部では自動車の修理屋がいたるところにありますので、パンク以外は近場の修理屋に頼んで直します。
タクシーはその場に停めたまま修理することが多いので、渋滞に拍車をかけることもw
メーカーや大手の整備・修理会社
自動車メーカーの整備工場や板金塗装・修理を行なってくれる修理会社がたくさんあり、メーカー系列の日系整備工場には、日本人の整備士・エンジニアが常駐しているので安心して修理を任せることができます。ただし、お値段は・・・^^;
また、独立系大手の自動車整備会社も増えてきました。きちんと修理してもらえますが、やはりお値段が・・・^^;
ということで、庶民の多くは「町の電気屋さん」的な「町の修理屋さん」に修理を依頼することが一般的です。
町の修理屋さん
街中には、修理屋さんが何件も連なっているストリートもあります。自動車を預けたお店で修理の部品が切れていた場合は、近くのお店からすぐに調達することができるので、部品取り寄せの手間と時間が省けます♪
無店舗の修理屋さんも
またこの写真のように、路地のなかで無店舗で修理してくれるお店?もいっぱいあります。
町の修理屋さんは、費用も非常にお安いため多くのミャンマーの人々はこちらを利用しています。
町の修理屋さんには腕の良い職人も多く、きちんと修理してくれますので外国人が車の修理をするときには、ミャンマー人の友人・知人に修理屋さんを紹介してもらうのがベストです♪